Twitter等のSNSは阿鼻叫喚の様相を呈しております(といっても、そういう声が目立つだけかもしれませんが)。
当初から不正利用分はボーナス(20%還元 100%還元)を付与しないという不正方針を発表していたPayPayです。予想通りというか、予想以上というか、PayPay残高付与取り消しというNG報告が多数上がっております。
しばらくゴタゴタしそうです。
PayPayの残高付与取り消しとなった主な理由
一つ、ここでボーナス分が取り消しになった理由として多そうなものをピックアップしていきます。
- 他人名義(家族名義)のクレジットカードを登録した
- 複数アカウントで運用した
- 購入→返品→購入→返品の繰り返し
- 取引を分割した
- 架空取引
他人名義(家族名義)のクレジットカードを登録した
これは、そもそもクレジットカードの利用規約違反であります。取り消されてもしょうがないかと……。
クレジットカードを使っていいのは本人名義だけです。登録できるカードがなかったのか、限度額の問題があったのかはわかりませんが、やるなら家族カードを発行してもらうなどして対応する必要がありました。
複数アカウントで運用した
複数台のスマホを利用するなどした複数アカウント運用もNGみたいです。PayPayのキャンペーンは付与上限額があったので、複数のアカウントを利用してPayPayを使いまくったケースですね。
これはPayPayの公式ホームページ上でも「複数のPayPayアカウントで付与を受けたことが確認された場合」という付与取り消し理由としてありますね。
どうやって複数アカウントと判定したかはわかりませんが、カード名義などから判定しているのでしょう。
購入→返品→購入→返品の繰り返し
全額キャッシュバック(あたり)が出るまで購入→返品→購入→返品を繰り返したような場合でしょう。これも公式ホームページ上で「不当な取引や返金によるPayPayボーナス等の詐取」としてNG扱いされています。キャンセルが異常に多いのであれば怪しいですよね。
架空取引
PayPayは加盟店になるのも簡単です。
ぼく)加盟店になる
ともだち)「ぼく」のお店で買い物をしたことにする
⇒ボーナス(゚д゚)ウマー
といったことができたわけです。当然ですが、違反行為になります。ここまであからさまでなくても店舗側(加盟店側)と結託すれば、色々できちゃうので、当然これもダメでしょう。
たとえば、SNS上ではニンテンドーSwitchなどを転売目的で複数台購入した方などがNGを食らったという報告もあります。ただし、以下のPayPay利用規約にあるように、これらも不正と判断されたようです。
サービスを、マネーロンダリング、換金目的など、提供の趣旨に照らして本来のサービス提供の目的とは異なる目的で利用する行為
この辺りは、PayPayに限らず、クレジットカード等でも同様にNG扱いとなっています。いわゆる「クレジットカードの現金化」というやつですね。
PayPayを正しく使ったのに誤って不正利用とされた人は?
以下、公式ホームページ上で対処方法が紹介されています。上記のような違反をしていないのに取り消しとなった場合は質問フォームから問い合わせましょう。
正当な利用にもかかわらず、付与が取り消されている場合は、調査いたします。こちらの 付与についての質問フォーム にて詳細をご連絡ください。
調査を進める上で、決済結果画面の確認やお取引の証憑の提出をお願いさせていただくことがございます。また、必要に応じて、お取引の対象の加盟店様へ取引の確認や売上証憑の確認をさせていただきます。
さらに、公的機関への提出書類の確認をお願いしたり、公的機関による捜査へのご協力をお願いする場合もございます。
調査を進める場合はお時間を頂きますので、あらかじめご理解いただければ幸いです。
調査の結果、キャンペーンの景品や特典を付与することになった場合、付与時期を改めてご連絡いたします。
おそらく1件1件を目視で対応したのではなく、特定の条件にマッチしてしまった場合は、フィルターで不正検知していると思われるのでミスもあるかもしれません。
個人的な感想
もちろん、カードの貸し借りはダメなんだけど、別の名義人のクレジットカードを登録できたり、複数アカウント禁止してるはずなのに、同じカードで複数登録できるとか、PayPay側もやり方は拙い部分は大きいと思う。