私的経済ニュース解読

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泉佐野市が悪ノリ?ふるさと納税で返礼品+Amazonギフト券20%の独自キャンペーンを開催してしまう

 

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大阪府泉佐野市は、ふるさと納税に大変積極的でした。2018年はAmazonギフト券40%還元の攻勢を仕掛けた静岡県小山町に、最強自治体の座を奪われましたが、2019年には「閉店キャンペーン」として積極的な寄付特典を打ち上げました!

その名も「100億円還元!閉店キャンペーン」です。奇しくも「PayPay100億円第2段」と被せてきました。

ただ、暴力的なアクセス数の伸びを想定していなかったのか、同市のサイトは現在サーバーダウン中です。

 

キャンペーン特典内容

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お礼品は順次発送・・・・・・・・・・お礼品+Amazonギフト券10%(例:寄附額10,000円⇒ビール1ケース+Amazonギフト券1,000円分)


お礼品は5月以降の配送月指定・・・お礼品+Amazonギフト券20%(例:寄附額15,000円⇒ビール1ケース+Amazonギフト券3,000円分)

※Amazonギフト券は、5月以降、申込時のメールアドレスに順次発送します

 

お礼の品の発送が5月でよければ、通常のお礼の品に加えて寄付額の20%相当のAmazonギフト券をプレゼントするという方針のようです。

キャンペーンの対象となるのは「泉佐野市公式ふるさと納税サイト」だけです。泉佐野市は「ふるなび」などのふるさと納税ポータルサイトにも掲載されていますが、これらは対象外となります。

 

総務省からブチ切れられて、そんな言うなら最後にでかい打ち上げ花火ぶちあげたるでー!という感覚なのかわかりませんが、お得といえばお得です。

泉佐野市は

  • ビール
  • お米
  • ピーチポイント

などの取り扱いがあります。

 

NHKでも取り上げられる

ふるさと納税制度の見直しをめぐり、総務省は返礼品の調達価格が寄付額の3割を超えているなど、通知を守っていない自治体はことし6月以降、寄付をしても税制上の優遇措置が受けられなくなるよう、今の通常国会での法改正を目指しています。

2019年6月以降の寄付については基準を満たしていない自治体は寄付金控除対象外になる見通しです。言い換えれば5月までならどの市区町村でもOKってことになりますね。

money-lifehack.com

今回の取り組みについて泉佐野市の担当者は会見で「法律が改正され規制が強化されれば、ふるさと納税の事業に関わってきた多くの会社の業務や雇用に影響がでることから、このようなキャンペーンを行うことにした。いったん、今のようなやり方でのふるさと納税の呼びかけはやめるという意味での閉店キャンペーンだ」と話しています。

 

とりあえず、泉佐野市がきっかけとなって、同じように、やったもん勝ちなら……と続く自治体も出てくるかもですね。