私的経済ニュース解読

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生保社員200人の入りたくない死亡保険ランキングからわかる、ボッタクリの現実

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日本人は保険好きな民族といわれており、諸外国と比較して公的保険が整備されているにも関わらず民間生保への加入率や保険金額は大きいのが現状です。

一方で、保険というのは、期待値的に言えば、保険会社の中間マージン(付加保険料)の存在が非常に大きく損をする商品となっています。

そんな生命保険について、保険社員が入りたくないという死亡保険のランキングの調査が行われました。

 

最悪なのは外貨建ての保険

保険の表も裏も知り尽くした「匿名の生保社員200人」に「入りたくない死亡保険」をアンケートした。保険のデメリットを充分熟知した生命保険会社社員たちが「入りたくない」という商品は何か。

「入りたくない」保険として2位と倍近くの差をつけて1位にランクインしたのは、外資系の保険会社が主力商品とする「外貨建て」の保険だ。

 これはよく言われている話ですし、金融庁長官が名指しでも批判したことで有名ですね。

money-lifehack.com

増えることもあるという運用性の保険になりますが、手数料が見えにくく、実際には数十%が手数料に消えているという話もあります。運用性を求めるのであれば、なにも保険である必要はなく、元本が目減りする恐れがあるならETFでも買った方がよっぽどいいです。

 

2位以下を含めて考えたら保険いらないんじゃないの?

ちなみに、2位以下も色々な保険が並びます。

  • 定期付き終身保険
  • 定期保険全般
  • 更新タイプの保険
  • 掛け捨て保険
  • 貯蓄性の保険
  • 死亡保険全般
  • セット物の保険
  • 終身保険全般
  • アカウント型保険

あれ?全部じゃない?

掛け捨ての定期保険も貯蓄型の保険もダメっていったら死亡保険全滅になると思うんですけど。人によっていろいろな考えはあると思うけど、これはちょっと(笑)