私的経済ニュース解読

自分が気になったニュースを私の視点で文章にしていきます。

銀行振込のリアルタイム化で消費者金融にとって大きな追い風かもしれないという話

f:id:showchan82:20181114114113j:plain

銀行振込というと、平日の営業時間中しか反映されないというのが長らくの常識でしたが、2018年10月9日に全銀協が「モアタイムシステム」を導入したことで大きく変わりました。

対応した銀行が24時間のリアルタイム入出金に対応したのです。

これによって銀行振込がすごく便利になったわけですが、今回それが追い風となるのは実は消費者金融じゃないか?という考察です。

続きを読む

2018年は年末調整書類が3枚に増加、給与所得者の配偶者控除等申告書の書き方

f:id:showchan82:20181113105635p:plain

2018年分の年末調整の書類が、従来の2枚から3枚へと増加しました。2017年までは「給与所得者の配偶者控除等申告書」と「給与所得者の保険料控除申告書 兼 配偶者特別控除申告書」の2枚だったのですが、2018年からは「給与所得者の扶養控除等申告書」と「給与所得者の保険料控除申告書」、「給与所得者の配偶者控除等申告書」の3枚になりました。

なぜ増えたのかというと、「配偶者特別控除」がより複雑化してしまったためです。2枚にまとめていたものがまとまり切れなくなったので、ページが分割されてしまったんですね。

続きを読む

闇ふるさと納税とは何か?土日限定で募集される超お得なふるさと納税

f:id:showchan82:20181109100353j:plain

闇ふるさと納税。何やから怪しい感じがしますが、これは総務省の規制から逃れるために、監視の目が及びにくい土日限定で目を引くような返礼品(お礼の品)を公開することをいいます。

土日限定で公開されるAmazonギフト券やUCギフトカードのような金券を紹介したこともありましたが、こうしたふるさと納税のお礼の品を「闇ふるさと納税」と呼ぶようです。

寄付をする人からすれば闇でもなんでもなく、単にお得なふるさと納税案件なだけなんですが、ふるさと納税の適正化(?)を推進する総務省からしてみれば闇ふるさと納税なんでしょう。

続きを読む

主婦のパートが扶養内で働ける金額。扶養内で働きたい主婦の年収の調整方法とタイミング

f:id:showchan82:20181108140149j:plain

主婦としてパートで働いているけど、旦那(夫)の扶養範囲内で働きたいと考えている人が年収を調整しなければならない時期がやってきました。

日本の個人所得税は暦年(1月1日~12月31日)を基準としています。そしてパートとしてのお給料に関しての扶養関係や所得の有無を決定するのは、1月1日~12月31日の間に受け取った給料に対して計算されます。

今回は収入(所得)を調整して扶養内で働きたい主婦の方がどの程度、どのように年収を調整すればいいのかを紹介していきます。

続きを読む

経営者向けの節税保険プラチナフェニックスの特徴とメリット、デメリット

f:id:showchan82:20181107165540j:plain

経営者向けの保険というのは、基本的には会社の利益を圧縮するために利用される生命保険が一般的です。

支払った保険料が「損金(経費)」となるため、その分だけ利益が小さくなり、結果として利益に対して支払う税金である法人税や法人住民税などが小さくなるというものですね。

最近では日本生命のプラチナフェニックスが、あきらかに“やりすぎ”だと批判されており、税務当局も規制に乗り出す方針だと報道されています。

そんな企業家から人気のプラチナフェニックスってどんな商品なんでしょうか?

続きを読む

ANA/JALの優待券価格が高騰。機関投資家・大株主は株主優待券をどう処分するのか?

f:id:showchan82:20181106103027p:plain

2018年後半にかけてANAやJALなどの人気の株主優待券が金券ショップ価格で高騰しているようです。

売買価格は2倍以上になっているお店も少なくなく、圧倒的な品薄が原因とされています。ANA/JALの優待券は出張族などにとっては飛行機代を大幅に節約できることもあって人気です。

参考:ANAやJALの株主優待券の活用方法や上手な買取、購入の方法

 

続きを読む

iDeCo(イデコ)の掛金限度額引き上げ加入期間延長を検討とその影響

f:id:showchan82:20181030111418j:plain

iDeCo(個人型確定拠出年金)についての制度拡充が議論されているようです。

厚生労働省は、現在は60歳までとなっている加入期間を65歳までに延長してより長く掛金を払い込みができる仕組みを検討しているようです。

現在のiDeCoは60歳が掛金の払い込み期間となっていますが、定年は65歳までとなっているので、制度が少しずれているわけですね。

さらに、月額の掛金の上限UPも検討しているという事です。

続きを読む