私的経済ニュース

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闇ふるさと納税とは何か?土日限定で募集される超お得なふるさと納税

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闇ふるさと納税。何やから怪しい感じがしますが、これは総務省の規制から逃れるために、監視の目が及びにくい土日限定で目を引くような返礼品(お礼の品)を公開することをいいます。

土日限定で公開されるAmazonギフト券やUCギフトカードのような金券を紹介したこともありましたが、こうしたふるさと納税のお礼の品を「闇ふるさと納税」と呼ぶようです。

寄付をする人からすれば闇でもなんでもなく、単にお得なふるさと納税案件なだけなんですが、ふるさと納税の適正化(?)を推進する総務省からしてみれば闇ふるさと納税なんでしょう。

命名したのは朝日新聞?

ですかね。

朝日新聞デジタル 2018年11月1日

ロケット発射場「種子島宇宙センター」がある鹿児島県南種子(みなみたね)町。寄付額の最大6割に相当するギフト券の返礼品を始めたのは、10月1日だった。総務省はその前月、寄付額の3割を超えるものや、家電や金券などの「過度な返礼品」を送る自治体数を公表し、見直しの徹底を求めていた。10月4日に県から問い合わせを受けた町はすぐに中止すると答えた。 ところが、以前から用意していた返礼率5割の「裏メニュー」は続けていた。  やり方はこうだ。  金券類の返礼品について電話で町に問い合わせた寄付希望者にだけ、特定のふるさと納税サイトを紹介。南種子町のページで「お礼の品【不要】」を選び、10万円以上を寄付すると、寄付額の5割の旅行ギフト券が後日届く

 

 この記事内の6割ってのはこれですかね?

私も別ブログで紹介してた「ふるさと納税で旅行券+Amazonギフト券が合計60%還元案件登場。金券では過去最高?」のことですかね。実際には50%の返礼品+寄付サイトによる10%還元なわけですが、おそらくこのことでしょう。

 

miler.hatenadiary.jp

ただ、前述の記事では、これを闇ふるさと納税と紹介していますが、2018年11月9日現在でも、ふるさと納税サイトで検索してみると、問題にしている旅行券案件は多数あります。

 

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内容も50%還元なので、総務省方針には最後まで戦うってところは旅行券ならまだ「地元へ観光にしてもらうため」という大義名分(?)があるのかなぁと思います。

 

Amazonギフト券やクオカードなど明らかな金券が土日限定で登場

土日限定で登場するふるさと納税案件は、おそらく総務省などのチェックから逃れるために、確認する人がいない土日だけ、ふるさと納税サイトで紹介されるような案件です。

直近確認できた範囲だと

  • Amazonギフト券(静岡県小山町)
  • UCギフトカード(静岡県小山町)
  • アメックス百貨店ギフトカード(静岡県小山町)
  • 三菱UFJギフトカード(茨城県境町)
  • クオカード(徳島県佐那河内村など)

参考元:ギフト券・商品券・旅行券など金券がもらえる、ふるさと納税を徹底比較 | Money Lifehack

ですかね。特に、Amazonギフト券については数週間にわたって土日祝日に掲載され、平日になると返礼品のリストから消えるなど、明らか感を感じずにはいられませんでした。

 

2019年には、ふるさと納税については法改正で規制がより強化されそうな具合ではありますが、お得に寄付をしたい方は、寄付が増える年末に向けて「土日祝日」を中心に寄付サイトとかをチェックしたらお得な案件が出てくるかもしれませんよ。

 

一方で、ギフト券、ギフトカードといった金券を配るというのは、単純に寄付のキャッシュバックになるわけで、それでいて寄付額が税額控除になるのは合法的な脱税行為じゃないのか?という良識ある意見もあります。

過疎化が進む自治体にとっては、ふるさと納税という税収(寄付)はカンフル剤のように財政上有効である一方で、麻薬のようなもので、一度依存してしまうと断ち切るのは難しいのでしょう。